2024/11/1
カテゴリー:カレンダー作成のコツ
年末年始のご挨拶で配る販促品やお買い上げ特典として、毎年多くの企業様がオリジナルカレンダーを製作されています。
名入れカレンダーを作る際、実はとても重要なのが名入れ部分のデザインやレイアウト。
というのも、同じカレンダーでも名入れのデザインやレイアウト次第で見やすさやイメージが大きく変わるからです。
そこで、当記事では名入れカレンダーのデザインに関するポイントをご紹介します。
さらに、バランスがよく見やすい名入れレイアウトに仕上げるためのポイントも解説!
名入れカレンダーを発注される際の参考としてぜひ最後までお読みください。
魅力的な名入れカレンダーを作るためのポイントは、次の5つです。
卓上カレンダーであれ、壁掛けカレンダーであれ、大切なポイントは変わりありません。
■ターゲットに合うデザイン
年齢や性別によって、好まれるデザインが異なります。
カレンダー配布のターゲットに合ったデザインを選びましょう。
■使用シーンに合ったデザイン
カレンダーをビジネスシーンで使う場合は落ち着いたデザイン、ご家庭で使う場合は柔らかな色合いなど、使用シーンに合うデザインを選ぶことも大切です。
■カラーコーディネート
企業ロゴと同じカラーのカレンダーを選ぶなど、色合いに統一感を持たせましょう。
全体がまとまり、おしゃれな印象になります。
■文字サイズとフォント
強調したい部分は大きい文字や太字にするなど、メリハリを付けることが大切です。
選ぶフォントでも印象が変わります。
■文字の装飾
名入れの文字に少し装飾を入れると、上品で高級感のある印象になります。
派手になり過ぎないよう注意しましょう。
では、各ポイントについて詳しく解説します!
名入れカレンダーのデザインは、ターゲット層に合わせて選ぶことで、企業やブランドの印象を効果的に伝えることができます。
たとえば、年配の方向けにはシンプルで落ち着いたデザインや上品な色使いが適しています。
一方で、家族層や若年層をターゲットにする場合は、年配の方と比較して明るい色調や遊び心のあるデザインが好まれます。
ターゲットに合わせてデザインを工夫することで、カレンダーの魅力が引き立ち、より効果的なノベルティとして活用することができます。
カレンダーの使用シーンを意識してデザインすることで、名入れ部分がより調和します。
たとえば、オフィスで使われるカレンダーにはシンプルで見やすい名入れデザインがおすすめです。
家庭用には、柔らかい色合いや親しみやすいフォントを使った名入れが好まれます。
使用シーンに応じたデザインスタイルを意識して、より魅力的な名入れカレンダーを作りましょう。
名入れカレンダーにおけるカラーコーディネートは、全体のデザインに統一感を持たせ、ブランドイメージを引き立てるために重要です。
企業ロゴの色とカレンダーの色をリンクさせると、名入れ部分が馴染みつつも視認性が高まります。
また、ターゲット層に合わせた色使いもポイントです。
たとえば、ビジネス用途ではシックな色調が好まれ、家庭向けには暖かみのある色合いが適しています。
カラーバランスを意識することで、印象に残りやすいカレンダーに仕上がります。
文字サイズとフォントの選び方は、名入れカレンダーの視認性や印象を左右します。
企業名やロゴを強調したい場合には、大きめの文字サイズと太字フォントを採用すると視覚的なインパクトが増します。
一方、カレンダー全体と調和させたい場合は、細身のフォントや控えめなサイズが適しています。
フォントの選択によって、カジュアルにもフォーマルにも印象を変えられるため、ブランドイメージやターゲット層に合わせた工夫が大切です。
名入れ部分に軽く装飾を加えることで、シンプルながらも目を惹くデザインが可能です。
たとえば、名入れの文字に細いラインの枠を設けると、上品かつ高級感のある印象を与えます。
こうした控えめな装飾は、名入れカレンダー全体のデザインバランスを崩さず、印象的に仕上げることができます。
逆に装飾が目立ち過ぎるとブランドイメージが損なう恐れがあるため、適度な装飾に抑えることが大切です。
次に 名入れカレンダーのレイアウト例をご紹介します。
ロゴ、社名、住所、電話番号・FAX番号を下記のようなレイアウトで印刷するのが、よく見られる基本パターンです。
また、業態や配布目的に合わせて「キャッチコピー」「キャラクター」「URL」「QRコード」を加えるなど、さまざまなパターンレイアウトができます。
続いては、カレンダーの名入れレイアウトを考える時に知っておきたいポイントについて解説します。
これさえおさえておけば、デザイン知識がなくても見やすいレイアウトが組めるはずです!
レイアウトを決める前に、まずは選んだカレンダーの印刷範囲をよく確認しましょう。
たいていは商品ページを見ると、名入れスペースの場所と印刷範囲がわかります。
壁掛けタイプのようにサイズが大きいカレンダーの場合、印刷可能スペースに対し文字などは7~8割程度に収めましょう。
情報を詰め込みすぎると、かえって内容がわかりにくくなりますし、名入れ部分がゴチャゴチャしていたり目立ちすぎたりするカレンダーは、使ってもらえない可能性も。
余白のあるスッキリとしたレイアウトにすると、自然と伝えたい情報が自然と目に届きます。
なお、卓上カレンダーの場合は名入れの面積が小さいため、スペースいっぱいにレイアウトすることもあります。
横長の名入れスペースには、左右2~3列に分けて情報をレイアウトすると見やすくなります。
カレンダーの名入れスペースはほとんどが横長です。
入れる要素をすべて縦に並べるとバランスが悪かったり、見にくかったりする場合があります。
左右に分けたレイアウトなら、横の余白もうまく活用でき、スッキリ見やすくなりますよ!
社名、店名、ブランド名など、最もアピールしたい部分は文字のサイズを大きくするのが基本です。
その他の情報は、やや小さくして全体にメリハリをつけます。
ただし、文字が大きすぎてもカレンダーの数字とのバランスが悪くなるので注意してください。
また、販促目的に応じて以下の要素を大きく目立つようにレイアウトするケースもあります。
・キャッチコピーを大きく:メッセージを伝えたい
・電話番号を大きく:電話での注文や問い合わせを増やしたい
・URLや QRコード を大きく:ネット経由で集客したい
細かい点ではありますが、文字揃えや文字間などのバランスにも注意をはらうと、名入れのレイアウトが美しくまとまります。
特に以下の4点に気をつけて調整をしてみてください。
■行頭は縦の線で揃える
郵便番号と電話のマークが縦に並ぶ場合、縦線を揃えるとキレイに見えます。
■拠点名などは文字間を調整して揃える
複数の情報を縦にレイアウトする時は、均等割付けで始めと終わりと揃えると収まり、統一感が出ます。
■電話番号やFAX番号は「-」(ハイフン)や(代)を揃える
そのまま配置すると微妙にズレしてしまうものは、位置を微調整して揃えると整った印象になります。
■郵便番号などの数字は小さめに
郵便番号の数字は、住所の文字よりやや小さめにするのがおすすめです。
すべて同じ大きさで揃えるより、メリハリが出てバランスよく見えます。
名入れカレンダーは、ターゲットに合わせたデザインやレイアウトの工夫でブランドイメージを効果的に伝えられる販促ツールです。
小ロットから安い価格で製作できる点も魅力で、企業や個人の多様なニーズに応じて選択できます。
ターゲットや使用シーンに合ったカレンダーを選び、名入れ印刷のデザインやレイアウトに注意をすることで、魅力的な名入れカレンダーが完成するはずです!