2018/8/23
カテゴリー:カレンダーの豆知識
正月は貴賤が往来して拝賀し、親族相集まって娯楽遊宴する睦び月でこの睦び月が「むつき」の語源です。
衣更着と書き、寒さで着物を重ねて着ることからという説と、春用に着に変わるという説があります。
草木のいよいよ生い茂る月、「いやおひ」繁る月の意味とされています。
卯の花(ウツギのはな)が咲く季節なので「卯の花月」の略とする説が有力とされています。
耕作を意味する古語「さ」から稲作の月として「さつき」になりました。
水の無い月と書くが水が無いわけではありません。「無」は神無月の「な」と同じく「の」に当たる連体助動詞「な」で「水の月」という意味です。
短冊に歌や字を書いて書道の上達を祈った七夕の行事に因み「文披月(ふみひらきづき)」が転じたとされています。
はづきの由来には諸説があります。木の葉が黄葉して落ちる月、すなわち「葉落月」がなまったとも言われています。
ながつきは「夜長月」の略とされる説が有力です。
「十月 かみなづき 出雲には鎮祭月といふ」とあるところから知られるようになり古くから10月神無月説が有力とされています。
霜月の名の由来については文字通り霜が降る月であるからとする説が有力です。
12月は一年の終わりで皆忙しく、師も走り廻るところから師走となった説が有力です。