2018/8/23
カテゴリー:カレンダーの豆知識
よく「1年365日」といいますが、これはもちろん太陽暦をもとにしての話。
太陽暦は太陽の運行をもとにして組み立てられ太陽が一周して元の位置に戻ってくるまでの期間を太陽年または回帰年と言います。ですが本当は地球が太陽の周りをまわっているのであって地球が太陽を中心として一周する期間が1太陽年です。
1太陽年は365.24219……日なので概略365.2422とされます。しかし暦のうえで1日以下の端数は切り捨てるか切り上げるかしかないので1年の日数は365日か366日となります。
月の朔望(さくぼう)<みちかけ>は、おおよそ29日半なので29日の小の月と30日の大の月を組み合わせた12ヶ月は354日の一年となります。この月が朔望の周期をそのまま1ヶ月とした太陰太陽暦の習慣が、太陽暦になってからもそのまま引き継がれて一年は12ヶ月となっています。