
オリジナルうちわのデザインに関してクオリティアップのポイント!
「色彩編」をご紹介します。

わかりやすい色の並べ方
色を塗ってはみたけど、「なんだかパッとしない」「バランスが良くない」と思ったことがある方に必見!
覚えておけばとても便利な色のルールをご説明します!
スッキリ見せる配色のコツ
- 同じ要素は同系色でまとめる。
- 違うものは赤対青等色相の差で区別をつける
要素が多い場合の視認性を上げるコツ
- 2色で交互に色分けする
- 数色でローテーションさせて色を指定していく
- 隣り合う色は色相差のある色でペアにしていくと
しっかり要素を分けて見せることができる
効率的に色を選びましょう
色選びのコツは色相とトーンの組み合わせで色同士を考えて配色することです。
仲のいい色、喧嘩する色等、色のからみ具合を知っていると
色のチョイスが楽にできるようになります。
また、法則に則った色を置いていく作業も覚えていると技の幅が広がります。

色相環でわかる色の関係性とは?
色相環の位置に示される通り色と色には相性があり、
その色関係を知っていると色を決めるとき良い手掛かりとなります。
右の画像は三原色が均等位置にあります。
この色相環は光のスペクトル順に示されており、
並び順は不変のものなので位置関係を覚えておくと配色に役立ちます。
- 調和するので自然とイメージがまとまる仲良し配色です。
- 色相が統一されているので色の持つ特徴をアピールしやすい。
- 初心者の方でも配色がしやすいのでおすすめです。
- 補色・反対色の関係にある色同士がくっついている状態に
なっていると目がチカチカして、どぎつい印象をあたえます。
- あいだにクッションとなる色を挟んだ方が見やすくなります。
クッションとなる色は無彩色やトーンの違う色を利用すると
まとまりやすくなります。
自分なりのルールを持って配色してみましょう!
配色するときにはある程度規則を決めて付けるとまとまりがでます。
同じトーン群でまとめるとか、トーン表で近くにいる色でまとめる、
2~3のトーン群をピックアップしてその中の色で配色するといったように、
自分でルールを決めると馴染むようになります。
CMYKならトーンの種類のことを知らなくてもどのオブジェクトにも
「K10を必ず入れる」 (K10:ブラック10%)等を入れることで
統一された色が自然と出来上がります。